明けましておめでとうございます 2023

遅くなりましたが・・・(そして、随分久しぶりの投稿となりましたが)
新年明けましておめでとうございます。
今年も皆さまにとって 心豊かな1年となりますよう、お祈り申し上げます。

また当教室は、昨年11月で9周年を迎えました。
コロナ禍で環境が一変した後も、変わらずレッスンを受講して下さる生徒さまに支えられ、
また1年、お教室の歴史を刻むことが出来ました。本当にありがとうございます。
10年目となる今年も、生徒の皆さまと楽しく刺繍時間が過ごせたらと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。

今年の干支であるウサギを刺繍してみました。
ウサギの刺繍 クロッシェ針(かぎ針)で刺している箇所もありますが、
主に通常の縫い針を使って刺繍しています。

デザインを決める際、フランスのシャルル・ド・ゴール空港近くで見たウサギを思い出しました。
もう10年も前の話になりますが、ピョンピョン跳ねるウサギを見つけた時は本当に嬉しくて。
カメラを片手に、夢中で追いかけた時間が懐かしいです。

とっても すばしっこいウサギ。 カメラを構えたときには すでに時遅しで、
あっという間に遠くに行ってしまいます。
それでも何とか写真に収めたい!と思い、ウサギの巣穴近くでカメラを構え、 顔を出すまで"出待ち"もしました(笑)。

ウサギ巣穴顔を少し出してくれた時もありましたが、すぐに隠れてしまい、
結局シャッターチャンスは訪れませんでした・・。
でも、鼻先がチラッと見えるその姿が また可愛くて。

今回の刺繍では、そんな楽しかった思い出を表現できたらと思い、
巣穴から顔を出しているデザインにしてみました。

実際見たのは茶色いウサギでしたが、巣穴の土の部分で茶色の材料を使うため、
同化させないために グレー色のウサギにしました。
ウサギの刺繍 毛並みを表現したかったので、竹ビーズをメインに使用し刺繍しています。

フランスで買った 極細の竹ビーズ。
極細竹ビーズ 竹ビーズは密に刺すと、カットビーズに負けないぐらいキラキラして 本当に綺麗。
このウサギも、実物はキラキラと光っています。

巣穴の土の部分は、キャビア技法(ビーズを盛り上げる技法)で刺繍しています。
写真では分かりづらいかもしれませんが、土が盛り上がっている様子を表現してみました。
ウサギの刺繍 刺繍をしていたら、”久しぶりに またウサギを見に行きたいな”という思いが込み上げてきました。
今度こそ、ベストショットが撮れますように^^。