スーツケース用の刺繍枠

留学する際は、アパートでの練習用にと必ず持っていく刺繍枠。

ただ、いつも使用している四角型刺繍枠は、サイズが大き過ぎてスーツケースに入らない・・・。

スーツケースに入らないとなると、飛行機に乗る際、受託手荷物として貨物室に預けるしかなく、
結果、
受託手荷物1 つとしてカウントされてしまいます。

他にも預けたい荷物があるのに、刺繍枠だけで受託手荷物1個としてカウントされてしまうのは かなり困る・・・。

このため、今まではスーツケースに収まる丸枠や、木板の長さの短い小さなイギリス刺繍枠しか持っていく事が出来ず、毎回不便に感じていました。

でも、今回は留学期間が長めということもあり、やはり大きな刺繍枠で練習したい!と思い、スーツケース用の刺繍枠を作ることにしました。

縦の木板はスーツケースに入るので大丈夫なのですが、問題は横の木板の長さ。

この横木板の長さを短くさえすればスーツケースに入る・・・ということで、あれこれ考えて、横の長さを調節出来る仕様にしてみました。

このタイプの板を4つ作り、
スーツケース用の刺繍枠1

これを、横木板にセッティング。
スーツケース用の刺繍枠2(横木板は、スーツケースに入る長さにカットし、ネジ用の穴を開けておきます)
 
そして、ネジで固定すれば完成です。
スーツケース用の刺繍枠こうすることで、両サイドのパーツ分の長さ(約30センチ)を長くしたり、短くしたりすることが出来るので、分解すれば スーツケースに入れることが可能となります。

更に、当て木を短くする事で、歪まない刺繍枠としても使用出来るようにしました。
スーツケース用の刺繍枠

教室で販売している刺繍枠に続き、2弾のオリジナル刺繍枠となる「スーツケース用の歪まない刺繍枠」が 無事完成。

初代の歪まない刺繍枠の時と同じく、デザイン・設計するのに少し苦労しましたが、何とかイメージ通りに仕上がり、留学までに間に合って ひと安心。  

Claire 先生の所に持って行ったところ、「すごく良いアイデアじゃない!!」と褒めてもられて、
ちょっと嬉しい。

まだまだ改良の余地はありますが、とりあえず大きな刺繍枠が持って来れて良かった〜。
スーツケース用の刺繍枠

これで、貨物室の荷物預けが1個クリア出来るので、安心して材料の買い付けが出来そうです。