ゴールドワークのスパンコール

以前のブログでもお話したゴールドワーク刺繍のスパンコール。

その時に書いた記事に、1つ間違いがあったことが判明しましたので、 お話しさせていただきます。
※その時の記事はこちら。http://lebonmiel.blog.fc2.com/blog-date-201704-3.html

ゴールドワーク刺繍で使うこちらのスパンコールは、中心が少し凹んだ形をしているのですが・ 私はこれを見たとき、 縫いとめる際、スパンコールが動かず固定できるためなんだろうと思っていたら、
どうやら製造過程上の理由で、 このような形になるということが分かりました。

現在通っている英国王立刺繍学校(RSN)での授業の際に、 先生に教えていただいたのですが、
このスパンコールは、金属をロール状に巻き、棒状にした後、縦にカットして作られているので、
ロール状にした際の繋ぎ目が、スパンコールの凹み部分となって現れる・・ ということでした。

すっかり違う理由だと思い込んでいた私・・。
確かに、凹み部分を縫い止めれば、固定は出来るのでしょうが、
製造過程によってこのような形になるということが、本当の理由とのことでした。
間違えて記事を書いてしまってすみません...。 お詫びして訂正させていただきます。

※以前のブログ記事も、訂正させていただいております。